ビンゴとボンゴ
アフリカのタンザニアという国に、ふたごのシマウマが住んでいました。
お兄さんはビンゴ、弟はボンゴという名前です。
すがたを見ていると、そっくりですが、性格はまるでちがいます。
ビンゴはやんちゃで、ボンゴはどっしりと、おちついています。
      
      
ふたりはお父さんやお母さん、ほかの兄弟たちといっしょに、サバンナにすんでいました。
サバンナと言うのはアフリカの草原ちたいのことです。
ある日のことです。
お父さんシマウマが、おいしい草のはえている場所をみつけました。
家族そろって、そこまで食事にでかけます。
お父さんも、お母さんも、みんなおいしそうに食べています。
ボンゴもたべています。
ところが、ビンゴがいません。どこへいったのでしょう。
ビンゴはむれからはなれて、ひとりで遊んでいました。
近くの砂場で、ひっっくりかえっています。
そのうち背中がかゆくなったのか、地面に背中をこすりはじめました。
      
      
お父さんもお母さんも、あきれています。
むれのみんなもあきれています。
ビンゴがみんなの所へもどったころには、食事もそろそろおわりです。
ボンゴがちかよってきました。
「おにいちゃん、ぼくがまっててあげるよ。はやく、たべなよ」
ボンゴに言われて、ビンゴはあわてて草を食べはじめました。
      
      
ビンゴとボンゴは、きょうもいっしょに遊んでいます。
とてもなかのいいふたごの兄弟です





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