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ティム君の目から涙がポトンと地面に落ちました
「ティム君 どうしたの?」
友達のララちゃんです
ティム君は泣き顔を隠すために あわてて地面に鼻をこすりつけました
泣いている所をララちゃんに見られたら最悪です
「地面に何か落ちてるの?」
ララちゃんも地面に鼻をつけました
顔をあげると二人とも鼻も顔も砂だらけになっていました
二人はお互いの顔を見て大笑いをしました
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ティム君はすっかり元気になりました
「ララちゃん 木登りして遊ぼうよ」
「木登り? 私あんまりしたくないわ」
ララちゃんは木登りが得意ではないので気乗りがしないようです
「ぼくが教えてあげるから大丈夫 上手になるよ」
ティム君は熱心に誘います
「ぼくの後からついてくるんだよ」
ティム君はスルスルと近くの木に登り始めました
帰ろうとしていたララちゃんは立ち止まりました
後ろを振り返りながらティム君の雄姿を眺めています
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ララちゃんも木に登ろうと戻ってきました
「ここに足をかけて こっちの枝にしっかり捕まって・・」
ティム君は熱心に教えます
ララちゃんも恐る恐る登ってきました
ティム君はお母さんのこともチャム君のこともすっかり忘れてしまったようです
「ララちゃん 頑張って!」
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ララちゃんだってコアラです
本当は木登りだって上手なはずです
今までは ほんのちょっとだけ臆病だったのです
だんだんと木に登るのも速くなってきました
「そう そうだよ 上手だよ」
ティム君は励まします
時々足を踏み外しそうになるララちゃんを後ろから支えてあげます
ララちゃんは安心して上へと登ることができました
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今度は ティム君が先頭に立ち スルスルと登っていきました
枝の二股になっているところに座ってララちゃんを待ちます
ララちゃんはひとりで登ってきました
「ララちゃん すごーい もう一人で大丈夫だね」
「ありがとうティム君 もう木登りはこわくないわ」
ララちゃんはにっこりと笑いました
ティム君も幸せな気持ちになりました
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二人で木のてっぺんまで登り 辺りを見回しました
遠くまで良く見えます
「見晴らしが良くて 気持ちいいだろう?」
ティム君に言われてララちゃんは頷きました
高いところから辺りを眺めるのは とても気持ちがいいことだとララちゃんも知ったのです
「あそこにもっと高い木があるわ あっちにも登ってみたいわ」
「よし! 行って見よう」
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ティム君とララちゃんは木からおりました
「あの木だね?」
ティム君はさっきの木をさして確認しました
あの木ならララちゃんでも登れそうです
「じゃ 行ってみようか」
二人は高い木をめざして走り始めました
つづく
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